検査内容

胃・十二指腸内視鏡検査

胃・十二指腸内視鏡検査

この検査は口腔・食道・胃・十二指腸まで観察する検査です。初めて、内視鏡検査を受けられる方は、人から聞いた話や想像で検査を怖がっていることも少なくないようです。
当院で実際に内視鏡検査を受けた方から、検査後に直接お聞きしますと、ほとんどの方が”意外に楽だった”?という感想をお持ちです。
最近では内視鏡がとても細くなり、飲み込む際の苦痛も大幅に軽減されています。
当院では検査の前に口腔の麻酔の他に、緊張を和らげる注射をいたしますので、ほとんど苦痛なく行なえると思います。
平成4年の開業以来、約1万例の検査を施行いたしております。
現在はほとんどの方が経鼻内視鏡を行っております。これにより、嘔吐が少ないより楽な検査をしております。

内視鏡検査の実際の注意点

検査前日

●午後9時以降は飲食をしないで下さい。
適確な診断をするためには、胃の中を空にしておく必要がありますので、検査前日の夕食は消化の良い軽い食事をとり、それ以降は何も食べないで下さい。
(水分は適度にとって結構です)
お酒やたばこは、反射を強めて検査が苦しくなるのでやめましょう。
また、普段から就寝前に薬を服用されている方は、いつものようにお飲み下さい。

検査当日

●検査が終わるまで絶食、絶飲、禁煙を守って下さい。水を飲まないようにうがいをしてもかまいません。朝の薬も原則として服用はいけません。
ただし、特別な薬を飲んでいる方は、予約時に先生に申し出て下さい。

●ゆったりとした、着脱のしやすい服装でおこし下さい。

●ご自分で車を運転してくるのはおやめ下さい。前処置の注射の影響が残りますので、検査する方が運転してくるのはおやめ下さい。

●検査前にトイレを済ませ、入れ歯、口紅はおとり下さい。

●タオルを2本ご持参下さい。

検査のすすめ方 

前処置

□検査前に、水薬を飲んでいただきます。
□内視鏡を入れる前に、胃腸の動きをおさえる注射をします。 (注射によっては、胸がドキドキする、のどが渇く、物が二重に見えるような事がありますが、1~2時間でとれます。)
□内視鏡が入りやすくなるように、のどに麻酔をかけます。
□ゼリー状のものを口の奥にためる。
□スプレーをのどの奥にかける。
□緊張を和らげる注射をします。

[検査開始前]

●内視鏡を入れる時には、リラックスして手足や肩、首の力を抜きましょう。体の左を下にして軽くひざを曲げ、楽な姿勢でベッドに横になって下さい。

●内視鏡がのどにきたら、つばを飲み込むようにして下さい。そうすると楽に通過していきます。
太いものを飲んだような気持ちがしますが、普通に呼吸できますから、あわてずにゆっくりと
呼吸して下さい。

●検査中は空気を入れますのでお腹が張ってきますが、ゲップは出さないように我慢して下さい。

●検査は5~10分で終了します。内視鏡を抜くときは、全身の力を抜いて楽にして下さい。

●生検(胃の粘膜の一部をつまみとる)することがあります。眼で見ただけで診断がつきにくいときに、胃粘膜からごく小さい組織をつまみ出して調べます。
痛くはありませんが、当日は刺激物や激しい運動は避けて下さい。

●色素液をまくことがあります。食道や胃粘膜の細かい変化を観察するために、色素液をまくことがあります。
あとで、尿や便に色が付いたり、胸やけが残ることがあります。

検査当日

●のどの麻酔がさめるまでは飲食しないで下さい。
のどの麻酔がさめる前に食べたり飲んだりすると、誤って気管に入りむせることがあります。

●検査中に空気を入れるため、お腹が張った感じがしますが、ゲップ・ガスが出れば楽になります。

●検査結果については当日に説明があります。
また、痛みがひどかったり、黒い便が出たりしたときには、来院するか連絡して下さい。
その際、実際の胃の中のポラロイド写真をお渡しいたします。

大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査

 この検査は直腸から盲腸まで大腸全体を観察する検査です。 当院では、専門医(浦野先生)を招いて大腸内視鏡検査を施工しております。年間約100例を行なった中で、昨年度は5例の大腸癌、30例で大腸ポリープを発見しております。

大腸癌になり易い方は以下の如くです。
1.年令40才以上の方
2.高脂肪・高蛋白の長期多量摂取の方
3.大腸癌・大腸ポリープの家族歴のある方
4.大腸ポリープの病歴を有する方
5.下血のある方(痔出血と自己判断するのは危険)
6.便通異常(便秘、下痢)のある方

※ 当院では日帰りポリープ切除も行なっておりますのでご相談下さい。

大腸癌について

今、日本人の間で大腸癌が猛烈な勢いで増えてきています。その原因として指摘されていますのは食生活の変化です。 日本食中心から欧米型になり、脂肪分が多く繊維質の少ない食事、肉類をたくさん食べ野菜をあまりとらなくなったことが大腸癌を増やす結果になったといわれています。

1.大腸(進行)癌の症状

大腸癌の自覚症状としては、便に血液がついたり血液が混じる血便、排便をしたのにまだできらない残っている感じがする残便感、細い便、 下痢の繰り返し、粘液がでたり、おなかの張る感じ、なんとなくおなかが痛い感じ、おなかにしこりがあったり、貧血がみられるなどがあげられますが、 これはある程度癌が進んでからでないと現れません。やはり、もっと早期の無症状の段階で癌を発見すべきでしょう。

2.便潜血検査の有用性

大腸癌の早期発見法として、便潜血検査があります。 大腸癌は出血しやすく、その為に便に血液が混じるようになりますが、その便のなかにまじっている血液を調べて癌の有無を調べるのが便潜血検査です。 この便潜血検査は、社内検査あるいは成人病検査などでよく行われている第一スクリーニング法ですが、ただ、この検査で陽性になったとしても必ずしも癌であるとは限りません。 又、逆に大腸癌があっても100%陽性になるというわけではありません。 たまたま便を取った時に出血していないこともありますし、血液の混じっていない部分を取って検査してしまう事もあります。 又、このような便潜血検査で発見される大腸癌は出血を生じやすい進行癌が大部分であり、必ずしも出血をするとは限らない早期癌や大腸ポリープなどは便潜血検査ではチェックできないものと考えた方がよいでしょう。 見逃しを避けるために2日法といって2日にわたって2回便を取る方法も行われていますが、これでも100%診断することは困難です。 1回目陽性、2回目陰性だったので大丈夫でしょう、といわれる方もよくいらっしゃいますが、それで検査を受けないのは大変危険です。 大腸癌の検査のなかで手軽なのは便潜血検査ですが、この方法では癌があってもみのがしてしまう事が多いのです。

3.大腸癌の診断法(全大腸内視鏡検査)

それでは、大腸癌を早期に、しかも正確に診断するにはどうしたらよいのでしょうか、簡便で性格で苦痛の少ない理想的検査として全大腸内視鏡検査があります。 ここでいう内視鏡とは先端にテレビカメラのついた直径13mm程度の細い管を肛門から直接腸のなかにいれテレビモニターで腸のなかの様子を肉眼で観察する方法です。 これだと極めて小さな病変も確認できますし、癌やポリープをみつけ、その場でみつけたポリープを切除することができます。 私たちの鶴ケ峰病院では、内視鏡検査の世界的権威であります昭和大学藤ケ丘病院消化器内科教授藤囲力也先生、 同じく助教授佐竹儀義治先生によって指導を受けたベテランの内視鏡医によって全大腸内視鏡検査が行なわれております。 正確な診断、患者さんに苦痛を与えない事をモットーとしておりますので、非常に安心です。 まだまだ、日本全国で全大腸内視鏡検査がスムーズに行われていないのが現状で、どこかで検査を受けたらとても苦しくて二度と検査はしたくない、 などという残念な話も聞きますが、当医療機関は安心ですので、是非検査をお受けになって下さい。

4.1年間の検査結果

昨年1年間に当院で全大腸内視鏡検査を受けた方が(これは初回被検者の数ですが)1151名おりました。 大腸癌は34例(3%)(早期癌17例・進行癌17例)大腸ポリープは530例(46.4%)でした。 大腸ポリーブはほとんどが良性のポリープですが、ポリープのなかに癌が潜んでいる場合があります。 切除したポリープを組織検査した緒果(ひとりでいくつもポリープをもっている場合もありますので)ポリープ総数4405個、その中に癌が88個(2.0%)見られております。 ポリープの2%は癌であったという結果でした。大きさをみますと、11~20mmが54.8%、21mm以上が21.4%と、76.2%が1cm以上のポリープで、 1cm以上のポリープは癌の可能性を考えなくてはいけないといえます。 但し、1cm以下の小さなポリープでも、6~10mmが22.6%、5mm以下も1個(1.2%)に癌がみられていますので、小さいからといって安心はできません。 小さなポリープでも放置しないで早めにポリペクトミー(内視鏡的ポリープ切除術)をしなくてはいけません。 ポリープの多く87.1%は粘膜にのみ癌がみられており、ポリペクトミーで治療が終了となります。残る12.9%のポリーブは粘膜下層までの浸潤がみられ、 開腹手術(追加切除)となりました。

5.終りに

皆様方、手遅れにならないように、早期発見をめざして是非一度大腸内視鏡検査をお受けになって下さい。

●文責
鶴ヶ峰病院横浜市旭区川島1764 内視鏡室浦野 薫

ヘリカルCTスキャン

全身CTスキャン

新型CTスキャンでは
①低線量による肺癌検診
②3D作製画像による脳動脈瘤の検索
が可能になりました。

3D作成画像について

今までMRI・血管造影でしか検索できなかった、くも膜下出血の原因である脳動脈瘤が、立体画像で判別できるようになりました。

サンプル画像

サンプル画像
サンプル画像
サンプル画像
サンプル画像